目的
旅行と合宿ではそれぞれ目的が異なります。
旅行はその土地の文化に触れたりする観光が目的ですが、部活動の合宿は練習による上達や、部員同士の交流による親睦を深めることが目的となります。上達自体に重きを置いているので観光を一切しないこともあります。
ただし、数日間の合宿スケジュールのなかで1日や半日だけ観光に使うというプランもあり、その場合はバスガイドを雇って効率的に観光をする、といったプランも考えられます。せっかく遠方で合宿するなら少しぐらい観光も兼ねたいという気持ちもわかりますね。
人数
旅行は旅先で自由行動することがありますが、合宿は常に全体行動です。場合によっては他校と合同で練習する場合もあるので、全体以上の人数が動くこともあります。そのため、全体での協調性や思いやりが欠かせない大切な要素となります。
また、全体で移動する場合は効率が重視されます。移動効率を考える場合には公共交通機関の利用はやや不向きとなります。なぜなら、移動時に乗り換えの手間があり、そのたびに点呼を取ったり整列する必要があるからです。
乗り換えの手間を省く手段として貸切バスを利用するという方法があります。貸切バスなら乗り降りの手間がないうえに、合宿に行く際に最寄駅や学校から出発することもできます。数日間の合宿の合間にバスガイドを雇ってバスで観光することもできますし、宿泊先と練習施設との移動も楽にこなせます。
日程
旅行は年間通じてさまざまなところへ行く人がおり、有名観光地を除けば同じ期間に同じ場所に殺到することはなかなかありません。合宿の場合は時期も使用施設も被りがちで予約競争になることがあります。早めの予約を心がけましょう。
施設
旅行は宿泊施設だけ予約すれば成り立ちますが、合宿は練習施設も予約する必要があります。そのため幹事の方は移動手段の確保、宿泊施設の予約、練習施設の予約と3つ予約する必要があり、負担が重くなりがちです。もし頼れる人が近くにいる場合は作業を分担するか、バスから宿泊施設、練習施設の予約までを一括で請け負ってくれる旅行会社に頼るのも一つの手段です。
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